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「月の神」になるパリ・オペラ座バレエ団エトワール、音楽家と共演 新作複数

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「月の神」になるパリ・オペラ座バレエ団エトワール、音楽家と共演 新作複数

「義姉は日本人で、兄夫婦は京都在住。僕も日本に住みたいくらい」と話すエルヴェ・モロー(長尾みなみ撮影)

 「月」をテーマに、パリ・オペラ座バレエ団エトワール(最高位ダンサー)と、音楽家が競演する夢の舞台「月夜に煌めくエトワール」が来年1月10、11の両日、オーチャードホール(東京都渋谷区)で開かれる。座長のエルヴェ・モロー(38)は「日本に触発された作品をお見せしたい」と、新作も複数披露する予定だ。

 モローはパリ出身。力強く優美な踊りが持ち味で、2006年にエトワールに昇進。けがで3年も舞台から遠ざかったが、奇跡的な復活を果たした苦労人だ。

 「音楽家とダンサーが全員、等しく舞台に存在し、一貫して月をテーマとして連関する舞台にしたい」

 上演プログラムの目玉は、モローが今公演のため、中村恩恵(めぐみ)に振り付けを依頼した新作「ツクヨミ」だ。「日本への賛辞となる新作を踊りたくて日本の神話を調べた。僕が日本の月の神になる。夜の雰囲気を醸し出すメグミの振り付けは素晴らしい」と称賛する。

 ほかに、男性エトワール同士、共演機会のないマチュー・ガニオと2人で踊る新作や、モローが振り付けた日本初演「LUNA」など創作にもこだわった。

 公演は、モローがメキシコのピアニスト、ジョルジュ・ヴィラドムスの社会活動に共鳴し、スタート。貧しい子供に音楽の学習機会を与える財団の資金集めのため、昨年、米カーネギーホールで公演。日本は3カ所目の公演地だ。「日本ではバイオリニストの三浦文彰も出演する。各地での変化も楽しんで」。(電)03・3477・9999。(飯塚友子)

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