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マリインスキー・バレエ団・石井久美子(21) 大好きな「愛の伝説」で里帰り

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マリインスキー・バレエ団・石井久美子(21) 大好きな「愛の伝説」で里帰り

「マリインスキーに入り、精神的にも体力的にも強くなった」と話す石井久美子 (長尾みなみ撮影)

 ロシアを代表するマリインスキー・バレエ団に日本人として初入団を果たした石井久美子(21)が、同バレエ団の来日公演に出演する。しかも、日本で37年ぶりに上演される「愛の伝説」(11月27~28日)は、入団1年目、3人だけで踊る場面に抜擢(ばってき)された思い入れの深い作品。「出番前、袖から舞台を見ては涙をぬぐってしまう」ほど大好きな作品での里帰りを喜ぶ。(飯塚友子)

 「愛の伝説」は露振付家、グリゴローヴィチが同バレエ団に振り付け、1961年に初演された作品。ヒロインの女王の物語を通じ、愛と義務との葛藤(かっとう)や家族愛など、さまざまな愛の形が描かれる。ヒロインの女王、バヌーとその妹、シリン、宮廷画家との三角関係が軸となるが、石井は不治の病に冒されたシリンの友人役を演じる。

 ロシアでも人気の高い作品で、石井は「メリコフの音楽、振り付け、衣装…すべて素晴らしい。絶え間ない踊りの中で、自然と感情があふれ出てしまいます。私はシリンの純粋さを引き立てられるよう陽気に踊りたい」と話す。

 今来日公演では、「ジュエルズ」(26日)▽「ロミオとジュリエット」(30日~12月2日)▽「白鳥の湖」(12月4~6日)と合わせて4演目が予定されている。石井は「愛の伝説」と「白鳥の湖」のコールド・バレエ(群舞)で出演する予定だ。

 同バレエ団に入団し、「すごいダンサーたちが必死に、悲鳴を上げながら踊っている場所だ」と身に染みた。本拠地では2劇場で公演が行われ、公演数の多さは桁違い。「多いときには週5回、舞台に立ちます。舞台で成長するしかない」

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