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「寺内貫太郎一家」母親役、女優の加藤治子さん92歳で死去 「魔女の宅急便」の声優も

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「寺内貫太郎一家」母親役、女優の加藤治子さん92歳で死去 「魔女の宅急便」の声優も

TBS系ドラマ「寺内貫太郎一家」DVD発売の記念イベントで集結した寺内貫太郎一家の面々。(前列左から)樹木希林、小林亜星、加藤治子。(後列左から)西城秀樹、浅田美代子=東京・津田ホール(2006年02月22日)

 テレビドラマ「寺内貫太郎一家」など、数多くの作品で優しさと強さに満ちた「日本の母」を演じてきた女優の加藤治子(かとう・はるこ)さんが2日、心不全のため死去した。92歳。葬儀・告別式は近親者で行った。

 東京都生まれ。松竹少女歌劇団を経て、昭和14年に東宝映画へ移り、「花つみ日記」で映画デビュー。16年、劇作家の加藤道夫氏らが結成した新演劇研究会に参加した。戦後は文学座で活躍し、劇団雲の創設に参画。その後、テレビにも活躍の場を広げた。

 39年に始まったTBS系ドラマ「七人の孫」では、穏やかで品のある母親役が評判を呼んだ。同「寺内貫太郎一家」をはじめ、テレビ朝日系「だいこんの花」、NHK「阿修羅のごとく」など、向田邦子ドラマに数多く出演。映画「花いちもんめ」「マルサの女2」のほか、宮崎駿監督のアニメ映画「魔女の宅急便」「ハウルの動く城」では声優も務めた。

 私生活では、21年に劇作家の加藤道夫氏と結婚したが、死別。33年に演出家で俳優の高橋昌也氏と再婚し、その後、離婚した。

 平成13年に舞台「こんにちは、母さん」で紀伊国屋演劇賞などを受賞。14年、勲四等宝冠章。21年までTBS系ドラマ「浅見光彦シリーズ」で活躍したほか、22年には山田洋次監督の映画「おとうと」に出演した。関係者によると、3年ほど前に体調を崩し、昨年から自宅で療養していたという。

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