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瀬戸康史が日本の神話を題材にした「夕陽伝」に主演 「俳優は天職」デビュー10周年 

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瀬戸康史が日本の神話を題材にした「夕陽伝」に主演 「俳優は天職」デビュー10周年 

モントリオール映画祭での仏語のスピーチに「今までで一番緊張した」と話す瀬戸康史(寺河内美奈撮影)

 映画、ドラマと活躍する瀬戸康史(27)が、日本の神話を題材にした舞台「夕陽伝」に主演している。大和朝廷の時代の権力闘争に翻弄される、豪族の兄弟と幼なじみの娘との恋を軸とした青春物語。「歴史に詳しい方も、そうでない方にもエンターテインメントとして楽しめる」と話す。

 政治を仕切る豪族、凪大王(山本亨)の息子、海里(瀬戸)と都月(宮崎秋人)の兄弟は、陽向(小芝風花)に恋心を抱く。政争に巻き込まれ、3人の思いは交錯し、悲劇に向かう。若手俳優グループ、D-BOYSによる演劇ユニット公演「Dステ」の舞台で、脚本は末満健一、演出は岡村俊一。

 舞台は「時代劇と近未来とを取り混ぜた雰囲気がある」といい、殺陣は「舞うように演じる」と瀬戸。根底にあるのはさまざまな愛の形だ。「それぞれが葛藤を抱え、運命と戦いながら生きる。現代の僕らにも通じる部分がある」

 演じる海里は自由を愛する若者だが、第1王位継承者としての立場も自覚する。その姿は3人きょうだいの長男である自分とだぶる。「今回は役が腑に落ちている」

 今年でデビュー10周年。2月に舞台「マーキュリー・ファー」に出演。9月には主演映画「合葬」がモントリオール映画祭に出品され、現地で仏語でスピーチした。全く話せないが、原文の音を何度も聞いて覚えた「耳コピ」だった。俳優は天職だといい、「表現者として、やれることを探していきたい」。

 11月1日まで、東京・サンシャイン劇場。問い合わせは、ワタナベエンターテインメント(電)03・5410・1885。大阪公演あり。(藤沢志穂子)

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