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【芸能プレミアム】「どん底に落ちたときの歌を」…八代亜紀がブルースに挑戦 銀座のホステス泣かせたクラブ歌手時代に“歌心”知る  

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「どん底に落ちたときの歌を」…八代亜紀がブルースに挑戦 銀座のホステス泣かせたクラブ歌手時代に“歌心”知る  

「外国の方にも、日本のブルースを聴かせたい」という八代亜紀(野村成次撮影)

 浪曲に演歌、ジャズにロックと何でものみ込む歌手の八代亜紀(65)がブルースに挑戦した。日米のブルース全12曲を収録したアルバム「哀歌-aiuta-」を28日にリリースする。新曲の制作は中村中(あたる)(30)ら今をときめくミュージシャンたちが担当。八代は「『どん底に落ちたときの歌を作って』と頼みました」と舞台裏を明かした。(竹中文)

 「どん底に落ちたときの歌」をリクエストしたのには理由がある。「引きこもり、いじめ…。いろいろな社会問題があるけれど、今、置かれている立場はどん底ではないよ、と気づいてほしくて制作しました。もっと悲しんでいる人はいる。自分の悲しみは大したことがない、と思ってもらえるアルバムができたと確信しています」

 プロデュースを担当したのは、4人組バンド「JUN SKY WALKER(S)」のベーシストで音楽プロデューサー、寺岡呼人(よひと)(47)。新曲3曲の制作は中村のほか、人気ロックバンド「THE BAWDIES」、「クレイジーケンバンド」のボーカル、横山剣(55)に依頼した。頼み方に“八代らしさ”を感じさせる。例えば、中村には「タイトルは『命のブルース』にしてほしい。どん底に落ちたときの命を追求して作ってください、と伝えました」

 今年7月にはブルース発祥の地、米メンフィスを訪れた。そこで、切なさやつらさの中から生まれたのがブルースと実感したことも歌を深化させた。帰路の空港で中村から届いた新曲を聴いた。「魂が感じられて『いいね』と言いました。ただ、1つだけアドバイスしました。そのときは全部が悲しさを表す歌詞だったのですが、1カ所だけ明るさや幸せを想像させる点が欲しい、と。スイカに塩をかけたら甘さが引き立つのと同じです」

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