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「ダブリンの鐘つきカビ人間」主演・佐藤隆太 大人の童話、旅する舞台

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「ダブリンの鐘つきカビ人間」主演・佐藤隆太 大人の童話、旅する舞台

カビ人間役の佐藤隆太(右)とおさえ役の上西星来(加藤幸広撮影)

 アイルランドで伝承されてきたケルト民話を思わせる「ダブリンの鐘つきカビ人間」が上演中だ。さまざまな症状の出る奇病にとりつかれた街で、醜い容姿になったカビ人間と、心と反対の言葉しか話せなくなった娘、おさえとの交流を描く。カビ人間役で主演の佐藤隆太(35)は「2時間ちょっとの舞台の中で、いろんな所を旅させてくれる力を持つ作品」と話す。(藤沢志穂子)

 劇作家の後藤ひろひと作で、平成8年に初演。G2の演出で、東京・パルコ劇場で14、17年に上演、今回が10年ぶりの再演で、キャストを刷新した。

 旅行中の聡(白洲迅)と真奈美(大塚千弘)が山中で、老人から奇病がはやった昔話を聞いて、その世界に入り込む。美しい姿で人をだましていた鐘つきの青年は体と心が入れ替わり、清い心を持つ醜いカビ人間(佐藤)となる。その優しさに、おさえ(上西星来)はひかれるが、話す言葉はカビ人間を窮地に追い詰める。病を治すという剣、ポーグマホーンは見つかるのか-。後藤が出演を兼ねるほか、小西遼生、篠井英介、村井国夫、マギーらが共演する。

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