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【話の肖像画】俳優・森次晃嗣(4)ハヤシライスとシャンソン

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【話の肖像画】
俳優・森次晃嗣(4)ハヤシライスとシャンソン

森次晃嗣

 〈41歳のとき、初のレコーディングを行い、シングル盤「夢の糸」を発売した〉

 もともと音楽には興味があったんです。ギターに憧れた時期もあったが、昔も今も歌う専門。中山大三郎さんに作詞作曲してもらい、ロマン演歌だったが、自分の好きなシャンソンに近いような部分もあって。シャンソンは歌自体がドラマチックで、役者に通じる部分もある。演歌に比べ、リズムや音階が柔らかくてきれい。歌全体がひとつにつながっているので、例えば2番を飛ばすと意味が通じなくなる。それぐらいドラマチックな歌だと思う。

 〈そのシャンソン好きが高じ、シャンソンライブを行うカフェ「ジョリー・シャポー」を昭和62年に神奈川県藤沢市にオープンした〉

 仕事もある程度落ち着き、時間もできましたからね。それ以前からシャンソンを流しながら、ライブもできるような店をやりたいと考えていた。店名は「かわいい帽子」という意味のシャンソンの古い曲からいただきました。開店1カ月目から月1度のシャンソンライブはずっと続けている。「ジョリー・シャポー」はライブのテーマ曲としていつも最初に歌う曲です。

 〈店の売りはハヤシライス。その名も「ダンのハヤシライス」だ〉

 カレーライスはチェーン店も多いので、ハヤシライスにしようと。あちこちに食べに行き、研究しました。若い頃に喫茶店で軽食を作っていた経験もあり、料理は好きなんです。こだわりとして水は一切使わず、具材からの水分とワイン、牛乳を使って作っている。お金も手間もかかっていますよ(笑)。「ダンのハヤシライス」は税抜き700円。もちろんウルトラセブンにかけた値段で、開店以来、税抜き価格は変わっていません。

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