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ほわんとしながら世界的な評価も 26日公開、映画「螺旋銀河」の草野なつか監督

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ほわんとしながら世界的な評価も 26日公開、映画「螺旋銀河」の草野なつか監督

「螺旋銀河」で長編デビューする草野なつか監督(藤井克郎撮影)

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 映画監督は、子供のころから憧れていた職業ではない。神奈川県大和市で育った草野監督は、映画好きの母親の影響で幼いころから古い日本映画に親しみ、高校時代は東京のミニシアターに足を運んではいたものの、映画を専門に勉強しようとは思わなかった。高校を卒業して進学したのは東海大学文学部文芸創作学科で、将来は雑誌関係の仕事に就きたいと考えていた。

 だが新入生の懇親会で、学科の教授を務めていた映画評論家の山根貞男さんと出会い、運命が変わる。全く著書を読んだことがなかったが、日本の役者の話で盛り上がり、面白い先生だなと思って授業を取ることにした。映画評論というよりもただ映画を見る授業だったが、リュミエール兄弟から始まり、古今東西のさまざまな名作に触れた。こうして映画の魅力に目覚めた2年の終わりごろ、山根さんに「就職活動はしないの」と聞かれる。

 「そのころは映画の何かをやりたいなとぼんやり思っていたんですね。ただ撮るという発想は全くなかったのに、なぜか『私、映画を撮ってみたいんです』って返したんです。そしたら山根さんが大賛成してくれて、『映画美学校とか行けば』と言われました」

 卒業後に通った特定非営利活動法人の映画美学校からは、清水崇、古澤健、横浜聡子ら多くの若手映画人が輩出しているが、草野監督によると、長編のシナリオを書くというカリキュラムはなかったという。監督自身は10分以上の短編を撮ったこともなかった。

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