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ほわんとしながら世界的な評価も 26日公開、映画「螺旋銀河」の草野なつか監督

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ほわんとしながら世界的な評価も 26日公開、映画「螺旋銀河」の草野なつか監督

「螺旋銀河」で長編デビューする草野なつか監督(藤井克郎撮影)

 大勢のスタッフを束ねる立場の映画監督とは思えないほど、どことなくほわんとした雰囲気が漂う。自分でも映画の現場は「性格的に向いていなくて」と自覚するが、9月26日に長編初作品「螺旋(らせん)銀河」の劇場公開を控えた今、「ちゃんと監督を続けていきたいなというのは、かなり強い意志としてあります」と言い切る。期待の新星、草野なつか監督(30)が目指すものとは-。(藤井克郎)

 「螺旋銀河」は、ごく普通のOL2人の微妙な関係を描いている。美人だが自尊心が高く、友達もいない綾(石坂友里)は、仕事のかたわら通っているシナリオ学校で、自分の脚本がラジオドラマの候補になる。放送されるためには共同執筆者を立てろと先生からいわれた綾は、同じ会社に勤めるおとなしい幸子(澁谷麻美)に声をかけ、事前に受け答えをシミュレーションして面接に臨むが…。

 容姿も性格も対照的な2人が反発しながら徐々に理解していく過程を、草野監督は独特の間(ま)でつづる。

 「特に対比させようとは意識していないが、何をするにも丁寧な人物という設定の幸子は、芝居のテンポをちょっと遅めにしてもらった。逆に綾はせっかちな人物像だったので、速い動きがある分、違いが出たのかなと思います。綾は、ここまでいやな面を表に出す人ってなかなかいないと思う。でも愛せないキャラクターには絶対にしたくなかったので、見た目がふんわりしている石坂さんをキャスティングして、中和されるようにしました」

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