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20世紀の問題作 ツィンマーマン「レクイエム」日本初演  指揮は大野和士

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20世紀の問題作 ツィンマーマン「レクイエム」日本初演  指揮は大野和士

縮小版の楽譜を見せて語る大野和士(左)と長木誠司

 サントリー芸術財団のサマー・フェスティバル2015で、20世紀最大の問題作の一つといわれるドイツのベルント・アロイス・ツィンマーマンによる「ある若き詩人のためのレクイエム」が日本初演される。指揮をする大野和士は「ツィンマーマンの命を懸けた最後の燃え尽きる寸前の激しい光というべき音楽」という。(モーストリー・クラシック編集部 平末広)

 今月4日、この作品をもっと楽しむためのプレイベントとして、「映像と音響を交えたトークイベント」が東京大学で行われた。公演プロデューサーの音楽学者、長木誠司、大野、音響担当の有馬純寿、字幕の原島大輔がそれぞれ作品の魅力を語り合った。

 ツィンマーマンは1918年生まれ。両大戦間の新古典主義と戦後の前衛のはざまの世代として、その両者に距離を取りながら、独自の多元的・多層的な作品を残した作曲家として知られる。この作品は、創作の総決算として書かれたとされ、自殺する前年の69年に初演された。

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