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【シネマプレビュー】「海のふた」

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【シネマプレビュー】
「海のふた」

映画「海のふた」の1場面 (c)2015 よしもとばなな/『海のふた』製作委員会

 よしもとばななの原作を「花宵道中」の豊島圭介監督が映画化。まり(菊池亜希子)は故郷の西伊豆に帰って、かき氷屋を始める。祖母を亡くしたばかりのはじめ(三根梓)の面倒を見ながら、開店準備に余念のないまりだが…。

 のんびりとした土肥の町並みを背景に、経済性では測れない真の豊かな暮らしとは何かを問いかける。決してかき氷だけを食べて生きてはいけないと分かっていながら、あえて素朴な生き方を選択する主人公の思いを、長回しのショットを多用してしみじみと表現しており、心に染みいる。18日、東京・新宿武蔵野館ほかで公開。1時間24分。(藤)

 ★★★★(★5傑作 ★4見応え十分 ★3楽しめる ★2惜しい ★1がっかり ☆は半分)

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