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劇団☆新感線「五右衛門VS轟天」 35周年、ネタもの集大成

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劇団☆新感線「五右衛門VS轟天」 35周年、ネタもの集大成

劇団35周年にも「ドタバタに対するチャレンジは続けたい」と話すいのうえひでのり(南雲都撮影)

主宰・いのうえひでのり

 ロン毛にキャップ、洗いざらしのジーンズ姿に永遠の演劇青年の面影が残る。

 1興行10万人以上(平成20年以降)という動員を誇る人気劇団を率いて35年。

 「『笑いもあるけど涙もある』というふうに丸く変貌(へんぼう)していった先輩たちの劇団に、若い頃は『何だよ』と反発していた。しかし、この年になると分からないでもない」と笑う。「でも、僕はそういうものに対するアゲンストの精神を貫きたい」

 耳をつんざく大音響のヘビメタ音楽、ギャグの洪水、スピーディーな立ち廻り。壮大なスケールの劇世界から立ち上がるのは、切ないほどにドラマチックで心を打つ人間ドラマだ。

 「いのうえ歌舞伎」とうたわれるオリジナリティーあふれる作劇で、日本で随一の劇団となった。一方で、「ネタもの」と称するバカバカしいまでに笑いに徹した舞台もまた、いのうえの真骨頂である。

 「生涯、ドタバタに対するチャレンジは続けていきたいね」

 子供の頃、テレビで見たアニメ「トムとジェリー」が自身の原点。「分かりやすいドタバタを音楽で表現してるでしょ」

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