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「ライムライト」初の音楽劇 野々すみ花「映画より甘美に」

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「ライムライト」初の音楽劇 野々すみ花「映画より甘美に」

「感受性豊かで踊りが好きなテリーに、共感できる部分も大きい」と話す野々すみ花 (古厩正樹撮影)

 チャプリン晩年の名作映画「ライムライト」(1952年)が音楽劇として世界初の舞台化を果たす。

 7月5日から、シアタークリエ(東京・有楽町)で初日を迎える同名の作品(大野裕之・台本、荻田浩一・演出)。落ちぶれた老芸人、カルヴェロ(石丸幹二)が自殺未遂をした新進バレリーナのテリー(野々すみ花)を救い、舞台復帰させる切ない愛の物語だ。野々は「『エターナリー』など映画の名曲も哲学的な台詞(せりふ)もふんだんに使った舞台です。モノクロ映画が立体的化し、話芸やバレエなど劇中劇もお見せできる。映画より甘美な世界だと思います」と話す。

 テリーを深く思うゆえ、彼女の成功を願い、若い作曲家(良知真次)に譲ろうとする老芸人の献身。野々は映画を見ても、今作の台本を読んでも涙が止まらなかったそうだ。

 「テリーにとって、カルヴェロは父親のように身を委ねられる存在だったと思う。若い男女とは違う愛の形があり、また、2人の関係が変化していく難しさを感じます」

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