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若者に問う生と死 「ペール・ギュント」再生の舞台 演出・白井晃 主演・内博貴

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若者に問う生と死 「ペール・ギュント」再生の舞台 演出・白井晃 主演・内博貴

 「どう生きるべきか」と死の間際まで迷うペールの人生を、白井は「生と死を核心に据えたドラマ」とみて、長年、上演の機会をうかがってきた。初演された19世紀後半は産業革命や明治維新など世界中で変革が起きた。そして、現代も中東紛争や緊迫する日本と中国の関係など転換期を迎えているように見える。

 「今年に入って世の中が厳しい状態にあることを、手触りでかなり感じている。危うい、ひりひりとした状況の中で、どう生きるかを考えたかった」

 その中で、白井は内に現代の若者像も投影した等身大のペールを求める。母、オーセ(前田美波里)と恋人、ソールヴェイ(藤井美菜)は聖母マリアのような“よりどころ”となる存在だ。「いつの時代も自分の居場所を探し続けている若者がペール。内君はナイーブで情感が豊か。まっさらな状態から自分の中にあるペールを見つけてほしい」

 関西ジャニーズJr.としてデビューした内は、主にミュージカルの舞台で活躍してきた。「これまで歌と踊りが中心だったので、今回は本当にチャレンジ。挑戦者の気持ちでいかないとできない。出ずっぱりで10代から80代近くまで演じ分けるのも初めて。ペールの、思いついたらすぐ行動する部分は何となく分かりますが、どう演じたらいいか悩んでます」と打ち明ける。

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