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東京五輪で広がる邦楽の世界 尺八・藤原道山氏 三味線・上妻宏光氏

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東京五輪で広がる邦楽の世界 尺八・藤原道山氏 三味線・上妻宏光氏

「尺八は奏者の思いが、そのまま伝わる楽器」と語る藤原道山(野村成次撮影)

 邦楽界に新風も巻き起こす。8月24日には、東京・赤坂のサントリーホールで世界的指揮者、山田和樹(36)が率いるオーケストラ「横浜シンフォニエッタ」などと共演する。「和楽器とオーケストラの融合により、新たな音楽が生まれると思います」と力強く語った。

 ≪三味線・上妻宏光≫

 ■伝統を複合的に盛り上げ

 「東京五輪を機に、邦楽だけでなく、歌舞伎や能など複合的に伝統の世界が盛り上がればよいと思う」

 こう語る上妻は近年、歌舞伎俳優、市川海老蔵(37)が出演する舞台の音楽に取り組む。最新アルバム「伝統と革新-起-」(日本コロムビア)には市川の自主公演「ABKAI 2014」で使用した曲「大蛇(おろち)~ABKAI~」などを収録した。制作側からは、観客の「反応が良かった、と言われた。異物が入る良さがあったようです」。

 歌舞伎の伴奏音楽として発展してきた長唄三味線は繊細なメロディーを演奏するのに適する。一方、上妻が弾く津軽三味線は「弦楽器でありながら打楽器のような強さと音色、ビート感が出せる。スタイルが異なる長唄三味線の奏者が快く対応してくれたので歌舞伎の舞台で一緒にできた」。

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