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映画「ドラえもん」、中国で日本興収抜く 日中関係に影響は…

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映画「ドラえもん」、中国で日本興収抜く 日中関係に影響は…

(c)2014「STAND BY ME ドラえもん」製作委員会 (c)2014「STAND BY ME ドラえもん」製作委員会

 中国で公開中の日本のアニメ映画「STAND BY ME ドラえもん」が大ヒットしている。中国の調査会社によると、公開12日目の8日現在で、興行収入は7572万ドル(約94億円)を記録。早くも日本国内の興行収入83・8億円を超えており、国内配給の東宝では「全世界で200億円、中国単体でも100億円超えは目前」と話している。

 同作品は昨年8月、日本で公開された、シリーズ初の3DCGアニメ。ドラえもんとのび太の出会いから別れを感動的に描き、「泣けるドラえもん」として大ヒットした。映画「ALWAYS 三丁目の夕日」などで知られる山崎貴監督らが手掛けた。

 海外での番組販売を担当していた広告代理店「アサツーディ・ケイ」によると、中国ではテレビアニメ「ドラえもん」が1991年から放送開始。担当者は「ドラえもんは中国で知名度、人気度ともにきわめて高い」としている。

 日本が尖閣諸島(沖縄県石垣市)を国有化した2012年9月から中国では日本映画の新作上映が封じ込められ、映画祭などを除き、日本の新作は上映されてこなかった。「STAND BY ME ドラえもん」は、対日関係に改善の兆しが出てきたのを背景に上映が“解禁”された形。今回のヒットが日中関係に与える影響も注目される。

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