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市川森一脚本賞授賞式 奨励賞・バカリズムさん「素敵な選TAXI」

一方、「悪夢」は、統合失調症の男(ハウス加賀谷)が、さまざまな障害を持つ人々との交流を通じて自身の障害を受け入れていく過程をコメディータッチで描いた異色のドラマ。脚本を担当した宇田さんは劇団「PEOPLE PURPLE」代表を務める演劇人としても活躍しており、「難しさはあったが、普段と同じように脚本を書いた。あまり自分の作品で感動することはないが、僕の書いたせりふを一生懸命演じている障害者の方々を見て、本当に感動しました」と感慨深そうに話していた。