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【花形出番です】日本舞踊尾上流四代家元・尾上菊之丞さん(39)(1)

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【花形出番です】
日本舞踊尾上流四代家元・尾上菊之丞さん(39)(1)

尾上菊之丞 (蔵賢斗撮影)

 ■「踊りで勝負」気持ち固まる

 (名優として知られる)六代目尾上菊五郎によって創立された日本舞踊の家に生まれ、平成23年、35歳で家元を継承しました。

 でも、小さい頃は踊りに興味がなかったんです。父(尾上墨雪(ぼくせつ)さん=三代家元)による稽古は2歳から始まりましたが、無理強いされることもなく、当時はどこの家も稽古をしているものと思っていました(笑)。

 最初の記憶は小学2年の頃、「五条橋」の牛若丸を舞った舞台。衣を脱いだとき、体がスッポリ袖に入って、身動きが取れなくなったことをよく覚えています。

 ただ、歌舞伎座と新橋演舞場(いずれも東京・銀座)を結んだ中間点に建つ(尾上流の)稽古場と生活が一体となった家で生まれ育った環境は大きかった。四六時中、役者さんや芸者さんが出入りするなか、物心ついた頃から、とにかく歌舞伎を見させられました。恵まれた環境でしたが、子供の頃は踊りより立ち廻りの方が好きで、木刀でチャンバラごっこをよくしたものです。

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