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【クリップボード】小山薫堂が〝大人の童話〟ショートフィルム「ふるさとで、ずっと。」 熊本で15日完成試写会 

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小山薫堂が〝大人の童話〟ショートフィルム「ふるさとで、ずっと。」 熊本で15日完成試写会 

 放送作家、小山薫堂(くんどう)(50)が企画したショートフィルム「ふるさとで、ずっと。」が完成し、15日に熊本市で一般向け試写会が開かれる。くまモンが、熊本県で暮らす人々の人生を四季折々の風景とともにたどる。撮影は1年がかりで、映画へのオマージュが詰まった「大人の童話」となった。

 小山の故郷、熊本県天草市で2月15日に行われた最終ロケは、市唯一の映画館「本渡第一映劇」での「ふるさとで、ずっと。」の一部試写のカット。そこへ、くまモンに手を引かれた子供たちを先頭に120人以上の市民が押しかけた。「いつか映画館を満杯にしたい」と細々と営業を続けてきた支配人、柿久和範さん(53)の願いに応えた小山のサプライスだった。

 この作品は、熊本県の観光PRフィルムとして平成23年に発表された「くまもとで、まってる。」の続編で約15分、制作費は約800万円。前作に続いて企画、脚本、監督を担当した小山は「見た後でちょっと幸せな気分になれる。幸せは身近な所にあると感じてほしい」と話す。

 劇場公開はせず、DVDを1万円で1000人限定で頒布。購入者を“ミニ映画館”の「くまモン座」(総支配人・くまモン)の支配人に認定し、自宅などで友人らと一緒に鑑賞してもらう。小山は「テレビが普及した頃、家に人が集まってコミュニティーができたように、くまモン座が人の集まるきっかけになれば。熊本の魅力を広げていく『映画館ごっこ』を楽しんで」と話している。(藤沢志穂子)

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