産経ニュース

レオ・ムジックの新作「死と乙女」で飛躍する東京シティ・バレエ団

エンタメ エンタメ

記事詳細

更新


レオ・ムジックの新作「死と乙女」で飛躍する東京シティ・バレエ団

東京シティ・バレエ団の安達悦子芸術監督(左)と「死と乙女」の振り付けを担当したレオ・ムジック(宮川浩和撮影)

 古典だけでなく、創作バレエにも力を入れる東京シティ・バレエ団が14、15の両日、新作2作を含むコンテンポラリー・ダンス公演「TOKYO CITY BALLET LIVE 2015」を、ティアラこうとう(東京・住吉)で行う。注目は、ベルリン国立バレエ団など世界的バレエ団に作品を提供してきたクロアチア人振付家、レオ・ムジック(39)による新作「死と乙女」だ。

 「シューベルトの情緒的で、美しい調べに触発され、創作した。弦楽は私のネオ・クラシックの踊りに合っていると思う」

 20世紀最高の振付家の一人、モーリス・ベジャールのバレエ学校に学び、振付家としてパリ・オペラ座バレエ団の看板ダンサーらに作品提供するなど国際的に活躍するムジック。平成25年には東京シティ・バレエ団の新作「crash the lily」の振り付けを担当し、洗練された大人の踊りが強い印象を残した。

 今作は男女ペア10組が出演。死の不安におびえる乙女-という原曲歌詞も意識し、乙女の優美さ、彼女に獣のように迫る群舞と力強さも共存させた。

 1月初旬に来日し、創作を続けたムジックは「人間の内なる生物的本能を洗練した形で表現した」と、自信を見せる。

 同団の安達悦子芸術監督も「ダンサーが刺激を受け、変化した“今”をお見せできる」と話し、意欲的な公演からダンサーの成長が感じられそうだ。同時上演は新作「鏡の中で」(中島伸欣振り付け)など。ティアラこうとう(電)03・5624・3333。(飯塚友子)

「エンタメ」のランキング