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【トレンド日本】『クッキングパパ』連載30周年 今どき女子に人気の“料理男子”描く漫画家・うえやまとちさん

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【トレンド日本】
『クッキングパパ』連載30周年 今どき女子に人気の“料理男子”描く漫画家・うえやまとちさん

1300話目のレシピは「荒岩流 アルタン」 (C)うえやまとち/講談社

 料理が得意で家庭的な父を主人公にした、うえやまとちさん(60)の料理漫画『クッキングパパ』(講談社・週刊『モーニング』)が今年、連載30周年を迎える。取り上げるのは基本的にプロの料理ではなく、家庭で手軽に作れる料理が中心。登場人物たちがにぎやかに食卓を囲むほのぼのした物語だが、時代を先取りするかたちで、今どき女子に人気の“料理男子”を描いた作品でもある。(戸谷真美)

 『クッキングパパ』は、うえやまさんの長年の拠点である博多が舞台。頼れる企業人でありながら料理好きの家庭人、しゃくれた下あごがトレードマークの主人公・荒岩一味(かずみ)と妻の虹子、2人の子供の一家を中心に親戚(しんせき)や夫妻の同僚、友人らの日常と食を描く。普段の食事から記念日のごちそうまで、毎回詳細なレシピで紹介される。レシピ投稿サイト「クックパッド」にも作中の料理を再現したコーナーが設けられているほか、レシピ集も出版されている。

 うえやまさんの一番のお気に入りは3話目の「荒岩流 まるごとザ・カレー」。大きな肉や野菜がごろっと入り、ナイフとフォークを使って食べる。「若いカップルから『フォークとナイフを買います』という手紙をもらった。それでこういう(実際に作ってくれる)人たちに向けて描いていこうと思った」。昨年10月の1300話目では、博多名物、明太子を使った韓国風スープ「アルタン」を紹介。翌11月には、講談社史上最多巻数となる単行本130巻が刊行された。

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