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藤原竜也、12年ぶり主役で挑む「ハムレット」 英国でも公演 「のるかそるか大勝負」

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藤原竜也、12年ぶり主役で挑む「ハムレット」 英国でも公演 「のるかそるか大勝負」

「ハムレット」で12年ぶりの主役を演じる藤原竜也(左)と蜷川作品初参加の満島ひかり (大西正純撮影)

 蜷川は昨年11月、公演先の香港で緊急入院したが、12月にハムレットの稽古場で復帰した。「僕には相変わらず罵声も物も飛んできます。的確な解釈と俳優としての高みに持ち上げるヒントを投げかけてくれる」。その恩は大き過ぎて、「自分にとって(蜷川が)どんな存在なのか、もう分からなくなってきた。まだまだ元気ですが、一緒にやる最後の仕事になるかもしれないし」と、稽古場での時間をいとおしむ。

 初参加の満島は「革命を起こすくらいの気持ちで(稽古と)戦っています」と、冗談交じりに話す。

 出演を打診された当初は戸惑った。読書好きで知られる満島はシェークスピアも大好き。「日本では、硬く、壮大なイメージがありますが、本当は言葉遊びも多くて面白い。外国の公演を見ると、意外なほど自由で普通。役者は言葉に一緒に溺れて浮かんで歌って踊ればいい。いつか出たいと憧れていたが、自然体で伸び伸びやれるかどうか心配で」と打ち明ける。

 そうした懸念は、蜷川の「新しい解釈を持ち込んでほしい。奔放に好きにやれ」との言葉で吹っ切れた。レアティーズを演じる弟の満島真之介(25)との初共演は自ら蜷川に依頼した。蜷川作品に参加した経験のある真之介に「私が一人で切り込んでいったときの逃げ場になってほしくて」と笑う。

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