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【ZOOM】阪神淡路大震災 風化と継承、ドラマで描く20年

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阪神淡路大震災 風化と継承、ドラマで描く20年

NHK総合「二十歳と一匹」から。理人(菅田将暉)は災害救助犬と出合い、あいまいだった震災の記憶と向き合う

「経験語り継ぐ」

 一方、TBS系では19日午後9時、ドラマ「テレビ未来遺産 ORANGE~1・17 命懸けで闘った消防士の魂の物語~」を放送。脚本家の宇田学さんが主宰する神戸の劇団「PEOPLE PURPLE」の代表作で、震災で救助活動に当たった消防士100人近くに取材し、作り上げられた舞台が原案となっている。

 描かれるのは、事故や災害現場で人命救助に当たる消防の「特別救助隊」。神戸の消防署に勤務する特別救助隊員の小日向(上川隆也)と、同隊入りを目指す若手消防士の山倉(工藤阿須加(あすか))の衝突を描きつつ、山倉たちの知らなかった20年前の過酷な現場の実情が徐々に明かされていく。

 撮影には神戸市消防局が協力し、出演者は実際に同市内の消防学校で訓練を行った。佐野亜裕美プロデューサーは「当事者でない人々の記憶と関心が薄れ、風化していく速度は、時に残酷なほど早過ぎる。だからこそ今、改めて震災のことを思い出し、当時生まれていなかった若者たちにもその経験を語り継いでいく必要がある」と、ドラマ化の意義を強調している。

■報道・ドキュメンタリー番組も

 テレビ各局は阪神淡路大震災の起きた17日前後、20年の歩みを振り返り、現在への教訓を見つめ直す報道・ドキュメンタリー番組を複数、放送予定だ。

 NHK総合では「NHKスペシャル シリーズ阪神・淡路大震災20年」として17、18日午後9時、2回に分けて復興の状況や震災の教訓を探る。17日には今も課題を抱える大都市、神戸の再生の道のりを振り返り、18日には活断層の研究に焦点を当てる。

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