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【シネマプレビュー】「紙の月」

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【シネマプレビュー】
「紙の月」

 宮沢りえが7年ぶりの主演作(吉田大八監督)で演じたのは、夫と2人だけの生活を謳歌(おうか)する銀行員の主婦。ある日、顧客の孫で、自分よりもはるかに年下の大学生(池松壮亮)と恋に落ちるや、遊ぶ金欲しさから次々と顧客の金に手を付け…。

 原作は角田光代の同名小説。宮沢がさまざま見せる喜怒哀楽の表情が新鮮だ。ポップなBGMは思わずおしゃれな恋愛映画?と勘違いさせてしまうほどで、その犯罪映画らしからぬ味付けが、良い意味で異彩を放っている。ただ、2人が恋に突き進む動機付けがいささか弱いのでは…。15日、全国公開。2時間6分。(天)

 ★★★★(★5傑作 ★4見応え十分 ★3楽しめる ★2惜しい ★1がっかり ☆は半分)

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