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東京国際映画祭が開幕 宮沢りえ「紙の月」、特別招待作品「寄生獣」の上映も

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東京国際映画祭が開幕 宮沢りえ「紙の月」、特別招待作品「寄生獣」の上映も

特別招待作品として上映される「寄生獣」

明日の生き方 模索する力

 23日に開幕した第27回東京国際映画祭は31日まで、東京都港区の六本木ヒルズ、中央区のTOHOシネマズ日本橋を中心に開催される。期間中は、コンペティション部門や「アジアの未来」部門などで世界中からえりすぐりの作品を上映。今回は世界的に注目される映像作家の庵野秀明の大規模な特集上映も行われる。(櫛田寿宏)

 「作品重視の映画祭」を標榜(ひょうぼう)しており、今回も質の高い作品がそろった。コンペ部門には、世界初上映の5本を含む15本が出品されている。審査委員長は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のジェームズ・ガン監督が務める。

 日本からは、「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督、宮沢りえ主演の「紙の月」が出品された。プログラミング・ディレクターの矢田部吉彦さんは「吉田監督は人間観察の確かさで定評がある。また、大女優への道を歩んでいる宮沢さんの迫真の演技に注目してほしい」と話す。

 成功を収めている作家が自身のアルコール依存体験を語る「マイティ・エンジェル」(ポーランド)や、銃声が響く場所で寝たきりの夫と暮らす女性を描いた「ナバット」(アゼルバイジャン)など世界の広さを感じさせる作品がそろった。今年のコンペ部門全体の傾向について、矢田部さんは「変わりゆく社会の中で、追い詰められながら何とかして前に進もうとする人々を描いた作品が多い。明日をどう生きるかが通底したテーマとなっているので、その力強さを感じてほしい」と語っている。

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