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バルナ「銀」オニール八菜 エトワール目指す新星「自分にしか踊れないダンスをしたい」

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バルナ「銀」オニール八菜 エトワール目指す新星「自分にしか踊れないダンスをしたい」

 「銀賞はすごくうれしい。この半年間、大変でしたが成果を出せました」。1年前、パリ・オペラ座バレエ団への正式入団を果たした際、本紙にその喜びを語ったオニール八菜(はな)(21)が、今年のバルナ国際バレエコンクール(ブルガリア)のシニア女性部門で、最高賞となる銀賞(金賞は該当者なし)を受賞した。伸び盛りの新星がまた一つ、ステップを駆け上がった。(飯塚友子)

 世界三大バレエコンクールの一つに数えられるバルナ。過去の金賞受賞者には森下洋子(65)やシルヴィ・ギエム(49)ら、世界的舞踊家が名を連ねる歴史ある大会だ。

 オニールは今回、同僚のジェレミー・ルー・ケールの誘いに応じ出場。1月から舞台や稽古の合間に時間を見つけ、準備を進めた。7月16日までオペラ座の舞台があり、17日にバルナ入り。18日本番-という厳しい日程の中、決勝となる第3ラウンドまで踊り続けた。

 「日程がハードで、本番は夜の野外舞台。1次予選前は土砂降りで、どうなるかと思いました」。決勝に勝ち残るには、パ・ド・ドゥ(男女2人の踊り)を5演目(クラシック3、コンテンポラリー2)披露しなければならない。

 「決勝のクラシックは、『ドン・キホーテ』を踊りました。これを踊る人が多く、また疲労がたまり、一番大変でした。ただ稽古の成果は出し切れました」

 大会出場前、オペラ座のエトワール(最高位ダンサー)、オーレリー・デュポンに助言を求めた。「技術より、音楽性や芸術性を重視した表現がいかに大事か、惜しみなく伝えてくれた。この半年、休みなく頑張れたことは収穫でした」

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