産経ニュース

【シネマティックな人々】脚本を読み込む力のある役者を 「映画24区スクール」が目指すもの

エンタメ エンタメ

記事詳細

更新

【シネマティックな人々】
脚本を読み込む力のある役者を 「映画24区スクール」が目指すもの

 「役者の教育はどこの事務所もやっておらず、それを僕らが補完しているといえる。事務所も期待しているようです。うちに来ている役者がいきなり映画の主役になることはないかもしれないが、4番手、5番手は受けるお芝居がきちっとできる子が必要とされる。うちは映画の製作もやっていて、最終的にはここで育った役者たちと一緒に映画を作って勝負したいと思っている。その意味でも、彼らには力をつけてくれよと言っています」

☆ ☆ ☆

 今回、初めて参加したという兵庫県の大学生、信澤享典(たかのり)さん(20)は「監督の指導もそうですが、ほかの受講生が大いに刺激になっている。これから役者を目指す上でのビジョンが見えてきて、もっと頑張ろうと思っています」とやる気をみなぎらせる。

 ワークショップの講師はこれまでも何度か経験している熊切監督だが、10日間という長さは魅力的だと指摘する。「役者になるのはなかなか大変な道だと思うが、ここには新しい出会いがいっぱいあると思う。僕も最終的には映画を作りたいという思いがあり、即興芝居から1本の作品を作り上げることに挑戦してみたい。僕にとってもありがたいし、受講生にもすごく大事な機会ではないでしょうか」と映画24区の取り組みを評価していた。

「エンタメ」のランキング