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【ローザンヌバレエ席巻】「好きな女の子」きっかけにバレエの道 優勝の二山さん

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【ローザンヌバレエ席巻】
「好きな女の子」きっかけにバレエの道 優勝の二山さん

 「観客に感動してもらえるダンサーになりたい」。目を見張る体の柔らかさを発揮して、優勝した松本第1高2年、二山治雄(にやま・はるお)さん(17)。バレエの道に進んだのは「好きな女の子がやっていたから」という素朴な理由だった。

 優勝後のインタビューでは「家族やいろいろな人の支えがあってのこと」と周囲への感謝の言葉を忘れなかった。二山さんの母、晶子(あきこ)さん(56)は「今までで一番よかった」と感動。父の正治(まさはる)さん(58)が病気で倒れ、経済的に苦しくなっても続けさせたといい、「人の心を動かすダンサーになってほしい」と涙ぐんだ。

 二山さんは4人きょうだいの末っ子。保育園で日本舞踊を習ったことで、踊りに興味を持った。小学1年のときにバレエに転向。小4から「白鳥バレエ学園」(本部・長野市)に通い出した。

 学園は昭和40年に設立され、約500人の生徒が通う名門。二山さんは高校に入り、「本格的にやりたい」と学園に申し出て、実家近くの松本市の支部と本部の2つの教室に週6日間通うようになった。

 学園の事務員、山口光子さんは「体の柔らかさがすごく、生徒の中で飛び抜けていた。しかも真摯(しんし)に努力する姿勢がすばらしい」と絶賛。最近はローザンヌに向けて深夜2時頃まで練習に励み、学園に泊まり込んで、学校に通うという生活だった。高校では食物科に通い、調理師免許の取得も考えているという。

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