産経ニュース

【ネットろんだん】ニュースの要約 スマホは「ざっくり」が必要?

エンタメ エンタメ

記事詳細

更新

【ネットろんだん】
ニュースの要約 スマホは「ざっくり」が必要?

 ◆あごの力が弱くなる?

 こうした動向について、ネット上では「わかりやすい」「個条書きというのがいい」などと好意的な意見が寄せられる一方、実名によるツイッターで次のような意見もあった。

 「長文を読む根気や読解力は弱くなるよね。柔らかい食べ物ばかり好んで食べてるとあごの力が弱くなるのと同じだね」

 ライブドアニュースを運営するLINEの末弘良雄さん(34)は「スマホ向きのサービスって何だろうと考えて始めた。掲示板の2ちゃんねるには『今北(いまきた)産業(いま来たので3行で説明してくれ、と求める意)』という文化があるが、スマホで通勤や休憩時間に読むとき、求められることは何だろうと考えた」と話す。同ニュースの閲覧数は昨年12月ごろ、スマホ版がパソコン版を上回ったという。

 ◆さながら現代文の問題

 記事の要約をめぐっては、米ヤフーとグーグルが3、4月に「自動記事要約アプリ」をそれぞれ3000万ドル(約30億円)で買収。わが国でも6月、「Vingow」というニュース収集アプリに日本語で初めて記事の自動要約機能がついた。こちらも3行で要約。自然言語の処理技術は今、急速な進歩を遂げている。

 ライブドアニュースの場合、編集スタッフ15人ほどが国語の現代文の問題さながら人力で要約に取り組んでいる。末弘さんは「新聞社出身はおらず、20~30代のネット大好き人間たち。恣意(しい)的な編集による訴訟リスクも懸念されるため、要約の際は文脈を変えないよう注意を払っている」と説明する。

「エンタメ」のランキング