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小栗旬 「あかいくらやみ~天狗党幻譚~」

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小栗旬 「あかいくらやみ~天狗党幻譚~」

 ■ざわざわした気持ちや熱…発見ある舞台めざす

 作家、山田風太郎の時代小説「魔群の通過」が舞台になった。「シアターコクーン・オンレパートリー2013+阿佐ヶ谷スパイダース『あかいくらやみ~天狗(てんぐ)党幻譚~』」(長塚圭史作・演出)だ。長塚脚本は、時間と場所を飛び交う奇想天外な物語。主演の小栗旬(30)は「ざわざわした気持ちや熱みたいなものを感じて、何かを発見してもらえる舞台にしたい」と話す。

 小栗が長塚と出会ったのは平成18年、雑誌の対談だった。以来、「人間に興味を持った。凝り固まっていない感じとかカッコいい」と、長塚と舞台をやりたいと口にし続けていたという。

 「脚本を読んだとき、あの原作がこんなことになるんだ、いい意味で乱暴だなあと思い面白かった。今まで経験してない現場。普通では読み解けない、長塚さんの集大成のような作品」と話す。

 「魔群の通過」は維新前夜、尊皇攘夷の志を胸に決起し、京を目指した水戸藩天狗党の大遠征を描く。舞台では天狗党の残党「さいみ党」の復讐(ふくしゅう)劇を中心に据えている。先の戦争の直後、復員してきた青年・大一郎(小栗)と戦争未亡人の奈生子(原田夏希)は、奇妙な老婆(白石加代子)のいる温泉宿で、さいみ党の武田金次郎(小日向文世)らが繰り広げる復讐の時代へとのみ込まれていく…。

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