産経ニュース

【話の肖像画】歌手・高橋真梨子(64)(1)原点はスタンダードジャズ

エンタメ エンタメ

記事詳細

更新

【話の肖像画】
歌手・高橋真梨子(64)(1)原点はスタンダードジャズ

 〈確かな歌唱力に定評があり、浮き沈みの激しい芸能界で安定した人気を保ち続ける。コンサートは常に満員。実力派シンガーの原点は、博多で過ごした日々にあるという〉

 生まれたのは広島ですが、父親がジャズのサックス奏者で、博多のベースキャンプで仕事をしていたのですぐに移り住みました。父の影響で、14歳から音楽の勉強を始めました。父は私がジャズシンガーになることを望んでいました。それで父のバンドにいたピアノ奏者を先生として歌の練習を始めました。まず発声をきちんと習いましたが、とても厳しい先生で、ただただ一生懸命やるだけ。楽譜が読めずに間違えたりすると大声で怒鳴られました。おかげで音程がきちんと取れるようになり、声も出るようになりました。

 父はいろいろなアドバイスをしてくれました。アドリブで歌ったりせず、ドリス・デイやペギー・リーのように、きれいな発音で普通に歌うスタンダードジャズを目指すよう言われました。スタンダードは歌い込むほどに良さが分かり、どんどん好きになっていきました。そして歌い継がれてきた理由が理解できました。

「エンタメ」のランキング