「万引き家族」の名子役・城桧吏が地上波ドラマ初出演

 
役柄と同じ“天才”的な演技を見せる城桧吏(C)フジテレビ

 小児外科医の世界を舞台にした山崎賢人主演のメディカル・ヒューマンドラマ「グッド・ドクター」(木曜後10・0、フジテレビ系)の5話(9日放送)に、第71回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最高賞)を獲得した「万引き家族」(是枝裕和監督)のキャスト、城桧吏(じょう・かいり、11)が出演することが2日、発表された。

 城は映画で生活費を補うために万引きする一家の長男役を演じ、みずみずしい存在感で一躍その名を世界に知らしめた。今年6月の公開以降、日本国内では興行収入40億円を突破する大ヒットを記録している。

 そんな名子役が地上波ドラマ初出演を果たし、映画公開後初となる作品に挑む。役どころは、国内外から注目を集める天才ボーイソプラノ歌手、羽山響(はやま・ひびき)。ある日、練習に励んでいた響は咳が止まらなくなり、病院を訪れることに。検査の結果、先天的な難病を抱えていることが判明する…。

 城は初のテレビドラマに「にぎやかな現場で、撮影スタッフの方々が緊張をほぐそうとしてくださった。一緒に歌ってくれたりもして楽しかった」と無邪気に喜ぶ。「一番好きなシーンが台本の最後の方にあって、その場面がたくさんの人にすてきだな、と思ってもらえるように響をしっかり演じた」と付け加える。

 初共演となった山崎については「かっこいいな、と思っていたけど、実際にお会いすると、もっとかっこよかった」と笑顔。山崎演じる新堂湊は自閉症スペクトラム障がいを抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群のレジデント。「とても難しい役なのに自然に演じられていてすごい」と城は尊敬のまなざしを向けた。

 「1話からグッとくるところがたくさんあるドラマだが、5話もグッとくるのではないかと思います」(城)というように、視聴率も3話では11・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と自己最高を更新している。

 出演は上野樹里、藤木直人、柄本明ら。

(産経デジタル)