「万引き家族」のカンヌ最高賞 フジの宮内正喜社長「記念すべきタイミングで感無量」

 
カンヌ国際映画祭で最高賞「パルムドール」にかがやいた是枝裕和監督=5月19日(ゲッティ=共同)

 フジテレビなどが製作した映画「万引き家族」(是枝裕和監督)が第71回カンヌ国際映画祭で最高賞「パルムドール」を受賞したことを受け、同局の宮内正喜社長は25日の定例会見で「一つの大きな記念すべきタイミングで感無量」などと述べた。

 宮内社長は会見で「日本だけでなく、世界にも受け入れられたということで大変喜んでいる。フジテレビはずっと是枝監督とタッグを組んで映画製作をやってきたが、本当にこれは一つの大きな記念すべきタイミングで感無量。このパルムドールの受賞を受け、来月の2日、3日に先行上映することも決定した。栄誉ある賞をいただいた重みをしっかり受け止め、日本国内でもたくさんの方々にごらんいただけるよう引き続き丁寧なPRをしていきたい」と語った。

 フジテレビでは今回の受賞を受け、6月9日午後9時から是枝監督の「海街diary」を放送。宮内社長は「こちらも素晴らしい作品なので、まだ映画館で見ていない方にも是非ご覧いただき、是枝ワールドの素晴らしさに触れてほしい」と述べた。

 日本映画の同賞受賞は今村昌平監督の「うなぎ」以来21年ぶり。「万引き家族」は、生活のために万引を繰り返す貧しい一家の物語で、リリー・フランキーさんや安藤サクラさんらが出演している。6月8日公開。