「パルムドールはコレエダ」…トロフィー手に「うわぁ」 最高賞に足震えた是枝監督

カンヌ映画祭
19日、フランス南部で開催されていた第71回カンヌ国際映画祭で最高賞「パルムドール」に輝いた「万引き家族」の是枝裕和監督(ロイター)

 「今年のパルムドールはコレエダ…」。審査員長の女優ケイト・ブランシェットさんが是枝裕和監督の名前を読み始めると、会場は拍手と歓声に包まれた。19日夜(日本時間20日未明)に開かれたカンヌ国際映画祭の授賞式。是枝監督はブランシェットさんから最高賞パルムドールのトロフィーを受け取って見つめ、万感胸に迫ったように「うわぁ」と声を漏らした。

 「万引き家族」が最高賞に決まった瞬間、少しうつむき加減で、信じられないというような表情を浮かべた是枝監督は、一呼吸置いて立ち上がり、軽く会釈しながらステージへ。

 「さすがに足が震えています。この場にいられることが本当に幸せです。この映画祭に参加していつも思いますが、映画を作り続けていく勇気をもらいます」と喜びを語り、穏やかに言葉を継いだ。「対立している人と人を、隔てられている世界と世界を、映画がつなぐのではないかという希望を感じます」(共同)