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仙台エリアの医療的ケア児子育てに新しい支援!「医療的ケアシッター ナンシー」仙台市での展開スタート!

認定NPO法人フローレンス

 親子を取り巻く社会課題に事業と政策提言活動で取り組む認定NPO法人フローレンスは、このたび2021年10月1日より宮城県仙台市エリアにて医療的ケアに対応した看護師によるお預かりサービス「医療的ケアシッター ナンシー」を展開いたします。これまで首都圏を中心に事業を実施してきたフローレンスの障害児支援事業としては、初の東北地方への展開です。

医療的ケア児家庭を取り巻く社会課題に取り組む

 たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが日常的に必要な「医療的ケア児」は、新生児医療の進歩などを背景に増加傾向にあり、現在全国に約2万人いるといわれていますが、そうしたお子さんをお預かりする事業は極度に不足しています。

 医療的ケア児を事業としてお預かりするためには、ケアに対応できる専門人材の配置や環境整備などが必要になります。

 しかし、従来の障害児福祉制度は医療的ケア児を想定して設計されていないため、事業者はケアを担う専門スタッフの配置や環境整備に必要なコストを賄えず、結果として事業者がいっこうに増えず、保護者が24時間ケアを担う過酷な実態がありました。

 フローレンスでは、こうしたお子さんの預け先が極度に不足する問題に取り組むため、2014年に日本で初めて障害児・医療的ケア児を専門的にお預かりする「障害児保育園ヘレン」を東京都で開園。翌年にはご自宅でマンツーマンの保育を実施する「障害児訪問保育アニー」を都内でサービスイン。

2019年からは「医療的ケアシッター ナンシー」をスタートし、障害児・医療的ケア児の保育・支援領域のパイオニアとして事業を展開してきました。

 また、フローレンスでは、医療的ケア児とその保護者を取り巻く社会課題解決のため、フローレンスが事務局を務める「全国医療的ケア児者支援協議会」とともに政策提言活動にも積極的に取り組んでいます。

 2021年6月11日には、両団体が6年にわたり訴えてきた医療的ケア児者家庭への支援拡充において、日本の歴史上、初めて国や地方自治体が医療的ケア児の支援を行う責務を負うことを明文化した「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が可決となるなど、医療的ケア児の子育てに関する社会課題に対し、事業と政策提言双方で実績を重ねてきました。

 関連記事:

https://florence.or.jp/news/2021/06/post46538/

仙台地域の医療的ケア児家庭の子育て実態

 フローレンス仙台支社は、2011年、東日本大震災における被災地支援を主軸にスタートしました。現在は被災地支援にとどまらず、仙台地区における様々な子育て課題に対し、保育事業、「こども宅食」や「ほいくえんこども食堂」を通じた見守り支援、政策提言活動等に取り組んでいます。

 東北地方の最大都市であり、約109万人が暮らす宮城県仙台市。しかし、様々な事情を抱える親子を支える福祉サービスは、いまだ十分ではありません。特に、医療的ケア児に対する支援は極度に不足しています。

 フローレンス仙台支社では、2021年1月~2月にかけて、仙台地域にお住まいの医療的ケア児者家庭約50家庭を対象にアンケート調査を実施しました。その結果、医療的ケア児の育児/ケアの大半を母親が担っており、半数以上の母親が睡眠不足や「緊張感」「不安感」などを抱えて生活していることが明らかになりました。

< 医療的ケア児とご家庭に関するアンケート 回答結果まとめ >

 【調査概要】

 対象: 仙台圏に在住の、医療的ケアが必要なお子さんを育てている保護者

 有効回答数: 51件

 調査期間: 2021年1月25日~2月21日

 調査方法: オンライン定量調査

 【調査結果】

 <回答世帯のお子さんの状況>

 年齢は「未就学児」から「19歳以上」と幅広い。

 すべてのお子さんに何らかの医療的ケアを必要としている状況。

 <母親の育児/ケア負担について>

平日/休日問わず、ケアの大半を母親が担っている

 医療的ケア児の育児・ケアに関わる時間のうち、平日は8割以上、土日祝日も7割弱を母親担っている。

 平日・土日祝日ともに育児・ケアの100%を母親が行っている人が8人、平日・土日祝日ともに8割以上を担っている人は33人であった。

 <生活上の悩みや不安>

半数以上の母親が、睡眠不足や「緊張感」「不安感」を抱えて生活している。

 「慢性的な睡眠不足である」「自らの体調悪化時に医療機関を受診できない」「いつまで続くかわからない日々に強い不安を感じている」「日々の生活は、緊張の連続である」に該当する(「あてはまる」+「ややあてはまる」)人が6割を超える。

 「家族以外に、医療的ケアを必要とする子どもを預けたりケアを任せられる人がいない」についても、「あてはまる」人が約3割。

 ・きょうだい児のストレスについても、該当する37人のうち6割弱があてはまると回答。

医療的ケアシッター ナンシーについて https://nancy.florence.or.jp/

2019年に東京都でサービスインした「医療的ケアシッター ナンシー」は、医療的ケアに対応した、看護師によるお預かりサービスです。

 医療的ケア児保護者のレスパイトケア(介護者が行っているケアを一時的に代替することで、介護者が休息またはリフレッシュできるようにする支援)のインフラは圧倒的に不足しており、24時間終わりのないケアを担う家族の負担は計り知れません。

 ひとときも子どもから目を離すことが出来ない親御さんのレスパイト(一時休息)、お子さんの療育ニーズに対応するため、ナンシーは生まれました。

 事業の特徴として、小児科経験豊富な看護師が訪問するため、吸引・経管栄養、人工呼吸器や気管切開の対応が可能で、複数の福祉制度を組み合わせるため、安価な自己負担額で利用でき、従来の訪問看護等のサービスよりも一回あたりの訪問が長く、親御さんの自由な時間を作ることができます。

 また、新型コロナウイルス感染拡大により、感染症重症化のリスクが高いとされる医療的ケア児家庭においても不安な日々が続く中、施設ではなくご自宅で療育を受ける事ができるため、感染リスクを抑えながらお子さんの成長を最大限サポートすることができます。

合同会社西友、株式会社セールスフォース・ドットコム、「新型コロナウイルス感染症:いのちとこころを守るSOS基金」が事業立ち上げ・運営をサポート

 本事業の立ち上げ・リサーチ・事業運営に際し、合同会社西友、株式会社セールスフォース・ドットコム、公財)東京コミュニティー財団とREADYFOR株式会社が運営する「新型コロナウイルス感染症:いのちとこころを守るSOS基金」よりご支援を頂き、このたびのサービスインに至りました。

 フローレンスは親子領域における様々な社会課題に新規事業モデルで「小さな解」を提示し、自ら現場運営をしながら、社会インフラ化のための政策提言を推進しています。

 行政制度や民間サービスがケアしきれていない社会課題を可視化し、あたらしい事業展開を行うには、多くの初期投資が必要となります。こうしたフローレンスのチャレンジを共に牽引しているのが、支援企業、財団、多くの個人寄付者の方々です。

「医療的ケアシッター ナンシー」仙台エリア利用案内

 ●利用対象:

 ・仙台市内在住で、0~18歳までの医療的ケア児・障害児

 ・保育要件は不要(就労の条件はありません)

 ●利用可能日:月~金(土、日、祝日および年末年始を除く)

 ●利用可能時間:午前(9:00~12:00)もしくは午後(14:00~18:00)のうち2,3時間程度

 ●訪問回数:週に1~2回程度(要相談)

 ●利用料:

 法律の定めに従い算定します。なお自己負担は所得に応じた負担上限月額が設定され、ひと月に利用したサービス量に関わらず、それ以上の負担は生じません。別途、ご自宅最寄り駅までの往復交通費をいただきます。

 ●利用制度:

 ・居宅訪問型児童発達支援(※必須)

 ・居宅介護

 利用申込みは以下よりお願いいたします。

https://florence.or.jp/w9nn

 ※フローレンスでは、「医療的ケアシッター ナンシー」の情報はもちろん、「障害児保育園ヘレン」や「障害児訪問保育アニー」、など、各サービスの魅力や、障害児・医療的ケア児の子育てに関するお役立ち情報などをLINEでお届けしています。ぜひ、お気軽にご登録ください。

 ▼LINE登録はこちらから

認定NPO法人フローレンスについて https://florence.or.jp/

 フローレンスは、保育・福祉事業を行う国内最大規模の認定NPO法人です。

 「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現に向け、国内の親子領域の課題を各種支援事業、政策提言やソーシャルアクションを通じて解決しています。

 2014年には、日本で初めて障害児・医療的ケア児を専門的にお預かりする「障害児保育園ヘレン」を開園、翌年にはご自宅でマンツーマンの保育を実施する「障害児訪問保育アニー」をサービスイン。2019年からは「医療的ケアシッター ナンシー」をスタートし、障害児・医療的ケア児の保育・支援領域のパイオニアとして事業を展開しています。

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