PR

ニュース 経済

千葉県の地方銀行3行決算 本業のもうけで明暗

 千葉銀行、京葉銀行、千葉興業銀行の千葉県の地銀3行の令和3年3月期決算が14日、出そろった。本業のもうけを示す実質業務純益(単体)は明暗が分かれたが、連結最終利益は3行とも増益となった。新型コロナウイルスの影響に苦しむ企業への積極的な融資などで、貸出金(単体)は3行とも大幅に増加した。

 千葉銀は、実質業務純益が前期比1・1%減の700億円、連結最終利益は3・3%増の496億円だった。貸出金は4750億円増の11兆26億円。佐久間英利頭取は10日の会見で、「資金繰り支援に全力で取り組んだ結果、堅調な決算になった」と振り返った。4年3月期の連結業績見通しでは、最終利益は4・7%増の520億円と増益を見込んだ。

 京葉銀は、実質業務純益が債権の売却に伴う損失が膨らみ、前期比5・6%減の167億円、連結最終利益は32・6%増の73億円だった。貸出金は1814億円増の3兆8756億円。

熊谷俊行頭取は12日の会見で「地域金融機関として金融インフラを維持し、お客さまに継続して資金繰り支援を行うことに最大限力を尽くした」と話した。4年3月期の連結業績見通しでは最終利益は1・5%増の75億円と増益を見込んだ。

 千葉興銀は、実質業務純益が前期比12・1%増の76億円、連結最終利益は5・1%増の47億円だった。貸出金は1383億円増の2兆2976億円。

 業務効率化による人件費と物件費の削減で経費は4億円減り、249億円となった。14日に会見した梅田仁司頭取は「法人や個人向けの支援が結果として出た。まずまずかなと思っている」と話した。4年3月期の連結業績見通しでは、最終利益は21・7%増の58億円と増益を見込んだ。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ