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100年後、自然に還る樹木葬 「墓離れ」で注目

樹木葬の墓地となる大阪北摂霊園の山林(同霊園提供)
樹木葬の墓地となる大阪北摂霊園の山林(同霊園提供)
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 森林の中に埋葬する「樹木葬」の墓地が大阪府北部にある大阪北摂霊園で整備されている。故人に似合う木の根元に埋葬して100年間管理し、その後は原生林に戻るに任せる。墓標として植樹するのではなく自然の森林を利用するのは珍しく、関西では初めてという。こうした墓地を設ける背景には、代々管理することの負担を避けようとする「墓離れ」がある。(粂博之)

 大阪北摂霊園は大阪府箕面市、豊能町、茨木市にまたがる北摂山系南側に位置し、総面積は98万3000平方メートル。約2万4600区画の墓所があり、府都市整備推進センターが管理している。敷地内の森林となっている6500平方メートルで樹木葬を受け入れる。散策路などを整備中で、6月から供用を始める予定だ。

 エリア内にはヤマザクラ、コナラ、ケヤキなどが自生しており、契約者は好きな木を選ぶ。骨壺などは使わず遺骨をさらしで包んで埋葬し、墓標は置かない。1本の木を家族で占用できるタイプや、他の家族と共用するタイプを用意した。使用料は場所によって異なり、15万~120万円。森林の手入れはするが、ほぼ自然に任せるため、毎年の管理料は不要とした。

 同センターによると、ドイツに残る風習を参考に「自然に還る」墓地を検討。ドイツの事情に詳しい北海道大学の上田裕文准教授の監修を受けた。

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