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中国、仏独と気候変動オンライン会合 習氏、米国牽制「カードにするな」

オンライン会合に臨む(左上から時計回りに)中国の習近平国家主席、フランスのマクロン大統領、ドイツのメルケル首相=16日(新華社=共同)
オンライン会合に臨む(左上から時計回りに)中国の習近平国家主席、フランスのマクロン大統領、ドイツのメルケル首相=16日(新華社=共同)
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 【北京=三塚聖平】中国の習近平国家主席は16日、フランスのマクロン大統領、ドイツのメルケル首相と気候変動に関するオンライン会合を行った。中国メディアによると、習氏は気候変動問題を「政治のカードにすべきではない」と強調。中国に排出削減の強化を迫る米国を牽制した。

 バイデン米大統領が22~23日にオンライン形式で気候変動サミットを主催するが、中国はそれを前に攻勢をかけて国際的な主導権を握る考えとみられる。

 会合では、気候変動対策での協力のほか、中国・欧州関係や新型コロナウイルス対策、国際、地域問題に関して意見交換を行った。

 習氏は、二酸化炭素の排出量を2060年までに実質ゼロにする中国の目標を説明。独仏に対し、中国企業への公平なビジネス環境も求めた。米政府が中国企業に圧力を強めていることが念頭にあるとみられる。

 一方、バイデン政権で気候変動問題を担当するケリー大統領特使は16日、上海で前日に続き中国側と集中討議を行ったもようだ。17日までの滞在中に、中国の気候変動問題担当特使、解振華(かい・しんか)氏と協議を行ったとみられるが、中国側は協議を実施したかどうかなど詳細について発表していない。

 米国は気候変動サミットに習氏を招待しているが、中国側は出席するかどうか明らかにしていない。習氏と仏独首脳との会合で連携を深め、さらにケリー氏との協議で米側の出方を見極めた上で最終的に判断する考えとみられる。

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