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シキボウとユニチカが繊維事業で業務提携 コロナで市場激変

シキボウの加藤守・上席執行役員繊維部門長(左)とユニチカトレーディングの細田雅弘社長=6日、大阪市中央区(田村慶子撮影)
シキボウの加藤守・上席執行役員繊維部門長(左)とユニチカトレーディングの細田雅弘社長=6日、大阪市中央区(田村慶子撮影)

 シキボウとユニチカ子会社のユニチカトレーディングは6日、繊維事業で業務提携すると発表した。アパレル製品の消費が落ち込む半面、抗菌・ウイルス加工の需要が拡大するなど、コロナ禍で激変する繊維市場への対応を早める。開発から生産、販売までを一貫して協業し、2社の強みを生かす。

 本来、競合関係にある国内の大手繊維メーカーが製販を通じて協業するのは初めて。ユニチカトレーディングの細田雅弘社長は資本提携についても「機運が高まれば考えたい」と述べ、さらに提携関係を深める可能性も示した。市場環境が厳しさを増す中、こうした連携が増えれば業界再編の動きにつながりそうだ。

 ユニチカトレーディングが手がける高機能ナイロンやポリエステルなどの素材に、シキボウが得意とする抗菌・ウイルス加工を施すなどして、糸や生地だけでなくユニホーム、肌着といった最終製品も開発する。国内やインドネシアにある互いの工場や販路を使い、生産や販売で連携を強め、需要が高まる衛生関連事業などを強化する。

 ユニチカトレーディングが20日に大阪市内で開くユニホームの展示会で、2社が共同で開発した新製品の第1弾を発表予定。今後、半年から1年ごとに2社の共同展示会を実施し、製品をアピールする。

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