3月29日、エジプトのスエズ運河で、タグボートに引かれるコンテナ船「エバーギブン」(UPI=共同)
大型コンテナ船が座礁し国際海運に大きな影響を与えた事故が起きたエジプトのスエズ運河について、運河庁のラビア長官は3日、運河や運河周辺に足止めされていた船舶422隻が全て通過したと明らかにした。通常の運航状況に戻ったとしている。
「エバーギブン」(愛媛県今治市の正栄汽船所有)が3月23日に座礁。世界で最も重要な運河の一つをふさいだ。同29日に脱出した。ラビア長官は航行の正常化に3~4日間は必要との見方を示していた。(共同)