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USTR代表を承認 米上院 台湾系女性のタイ氏 

米上院財政委員会の公聴会に出席したキャサリン・タイ氏=2月25日、ワシントン(ロイター=共同)
米上院財政委員会の公聴会に出席したキャサリン・タイ氏=2月25日、ワシントン(ロイター=共同)

 【ワシントン=塩原永久】米上院は17日、米通商代表部(USTR)代表に指名された弁護士、キャサリン・タイ氏の人事案を承認した。台湾系のタイ氏はは非白人女性として初めてUSTR代表となる。中国に不公正貿易の是正を迫るトランプ米前政権からの強硬路線を踏襲する一方、日欧などの同盟国と協力し、圧力を強める対中包囲網の構築を目指すとみられる。

 採決は賛成98、反対ゼロだった。トランプ前政権下の議会で通商顧問として貿易問題の調整役を担った経緯から、野党・共和党を含む超党派の支持を得た。

 タイ氏は議会公聴会で、トランプ前政権が結んだ米中両国の「第1段階」貿易協定を「中国は順守する必要がある」と指摘。関税は「正当な道具だ」と述べ、中国による知的財産権侵害などの問題に厳しく対処する意向を示していた。

 オバマ政権でUSTR幹部として世界貿易機関(WTO)での対中訴訟を指揮するなど、通商政策の実務に詳しい。バイデン米大統領が同盟国との協調路線を探る中、タイ氏が関係国を巻き込んだ対中戦略をどう練るか手腕が問われる。

 トランプ前政権のもとで欧州各国との貿易摩擦が激化したが、タイ氏は大手航空機メーカー補助金をめぐる欧州連合(EU)との紛争の早期解消に意欲を示している。

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