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Wホテル大阪開業 積水ハウス仲井嘉浩社長「予約は想定より高い。十分勝算ある」

インタビューに応じる積水ハウスの仲井嘉浩社長=16日、大阪市中央区(前川純一郎撮影)
インタビューに応じる積水ハウスの仲井嘉浩社長=16日、大阪市中央区(前川純一郎撮影)

 米ホテル大手マリオット・インターナショナルの高級ホテル「W Osaka(ダブリューオオサカ)」が16日、大阪市中央区に開業した。開発を手掛けた積水ハウスの仲井嘉浩(よしひろ)社長が同日、産経新聞のインタビューに応じ、新型コロナウイルス禍でインバウンド(訪日外国人客)がいない中、「予約を相当控えめにみていたが、昨年10~11月は、政府の観光支援事業『Go To トラベル』の効果もあって読み(想定)より相当高かった。Go To終了後も読みより少し高いぐらいで推移している」と手応えを明らかにした。一問一答は次の通り。(聞き手 田村慶子、藤原章裕)

 --タッグを組む相手として、マリオットを選んだ理由は

 「当社は都市開発事業も手掛けており、都市部の一等地に高級ホテルを展開したい思いはあった。京都でマリオットの高級ホテル『ザ・リッツ・カールトン京都』を平成26年に開業して以来の付き合いだ」

 --今回はなぜ、Wブランドを選んだのか

 「御堂筋を挟んで向かいに『セントレジスホテル大阪』(同区)というシックでオーソドックスな高級ホテルを手掛けており、違うコンセプトを打ち出したかった。それと、大阪は商人の街であり、漫才発祥の地とも言われているので、エネルギッシュなWブランドがぴったりだと感じた。昔からあるクラシックな高級ホテルとの差別化も考えた」

 --コロナ拡大は続くが、ホテル開発を続けるか

 「機会があれば、三大都市圏と福岡の一等地で高級ホテルを開発したい。もう一つは、各地の『道の駅』周辺を中心に(マリオットと組んで)ホテルを展開したい。地方活性化の一助になればと思っている」

 --都市部はコロナ禍で集客に苦労しそうだ

 「やはり、コロナで当初計画通りにはいかないが、高級ホテルは日本ではまだまだ少ない。シティーホテルやビジネスホテルよりも稼働率は良く、十分勝算はある。インバウンドがいないので、予約が取りやすい面もある。W Osakaは目的志向型のホテルなので、ホテル内のプールやバーで遊んでもらいたい」

 --今後の日本の宿泊市場をどうみているか

 「インバウンドはコロナワクチンが世界に行き渡らないと厳しいと思うが、そうなれば、一気に戻る気がする。日本の知られていない魅力はたくさんあり、都市部と道の駅周辺の地方のホテルの需要がうまくミックスされると思う」

 --国内客のみで運営していけるのか

 「当初の計画は下回るが、十分やっていける」

 --主な客層は

 「コロナ禍では大阪や東京を中心とするクリエーティブ系の人たちだと思う。世界のWでは、ネクタイを締めた人はほとんどいないと聞いている。よく働き、思いっきり遊ぶというコンセプトなので、ビジネスとしてもプライベートとしても需要はあるだろう」

 --稼働率は

 「非公表だが、コロナ禍なので一喜一憂しても仕方がない。腰を据えてじっくりやるしかない。2025年大阪・関西万博もあるし、何とかなるでしょう」

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