金融機関の信頼損ない遺憾 みずほ銀障害で官房長官
加藤勝信官房長官は8日の記者会見で、みずほ銀行でシステム障害が相次いで発生していることについて「金融機関の信頼を大きく損なうもので、誠に遺憾だ。原因究明と再発防止にしっかりと対応することが極めて重要だ」と述べた。
みずほ銀では、2月28日から今月1日にかけて稼働中の現金自動預払機(ATM)の最大約8割が停止したほか、7日にもシステム障害が起きるなどしている。加藤氏は「金融庁で引き続きフォローアップを行い、必要な対応を取っていく」と説明した。
7日に起きたシステム障害では、一部の顧客がATMやインターネットバンキングで定期預金口座への入金ができなかった。みずほ銀では3日夜にも機器の故障で29台のATMが停止し、1週間あまりで3度の障害が起きた。