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パナソニックの保冷ボックス、4月からレンタル ファイザー製コロナワクチン輸送に活用

パナソニックがレンタルを始める真空断熱保冷ボックス「VIXELL」(ビクセル)
パナソニックがレンタルを始める真空断熱保冷ボックス「VIXELL」(ビクセル)

 パナソニックは2日、保冷剤で低温環境を最大18日間保持できる医薬品向けの真空断熱保冷ボックス「VIXELL(ビクセル)」のレンタルを4月1日から開始すると発表した。まずは医薬品卸売大手「スズケン」と提携し、米製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの輸送に活用する。

 ビクセルはパナソニックが冷蔵庫で培った省エネルギー性能を高める断熱加工の技術を採用。ボックスを一体で成型し、継ぎ目を無くして冷気漏れを防ぐ。真空状態を測定する無線センサーを内蔵しており、利用前に検査台へ置くことで断熱性能を確認できる。

 サイズは2種で、4つの温度帯に対応した保冷剤入り容器をそろえた。スズケンへのレンタルでは政府が示すワクチンの輸送方針に従い、医療機関などから接種会場への輸送用に2~8度を維持。1箱で約千人分を収納できる。保冷剤入り容器の種類を変えればマイナス60~90度前後を維持でき、ワクチンの保管にも対応する。

 令和7年度に100億円の売り上げを目標としている。パナソニックアプライアンス社事業開発センターの小島真弥・主幹技師は「ワクチンの輸送用途などで多くの問い合わせが来ている。医薬品向け以外の用途についても検討していく」と話していた。

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