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宇宙愛好者らのリーマンサット、ISSに向け超小型衛星打ち上げへ

 筑波大学発宇宙ベンチャーのワープスペース(茨城県つくば市)、宇宙愛好者約800人からなるリーマンサットスペーシズ(東京都江戸川区)の小型衛星が21日未明(日本時間)、米国で打ち上げられる。国際宇宙ステーション(ISS)への補給船に搭載される。ISS到着後に宇宙飛行士によって日本実験棟「きぼう」に移され、数カ月後宇宙に放つ。

 ワープスペースは地球上空500~800キロの低軌道上を周回する衛星間の光通信網の構築を目指している。国内外の宇宙ベンチャーが相次いで小型衛星を打ち上げており、衛星からの画像伝送の需要が将来拡大することをにらんだビジネスだ。

 ワープスペースの小型衛星は低軌道上の通信環境を調べるほか、将来の運用をにらんだ訓練などを目的としたもの。技術実証衛星との位置付けだが、「本格運用に近いオペレーションを念頭に置いている」(常間地悟社長)という。

 来年、高度1万キロの中軌道へ打ち上げ予定の衛星は、衛星間光通信の中継局の役割を持たせる。令和5年には3機体制で地球と衛星間が常時接続できるようにする。

 一方、リーマンサットの衛星は1辺が約10センチの立方体で重さは約1・3キロ。いわゆる「キューブサット」と呼ばれる大きさのもの。宇宙空間から放出された後は、衛星に内蔵されたアームが伸び、搭載されているカメラから地球と衛星が一緒に写るような形で「自撮り」撮影を実施。その画像データが地球に送られる。

 平成26年、東京・新橋の居酒屋でサラリーマン3人の雑談がきっかけとなったこの衛星開発プロジェクトは、日を追うごとに参加者が増え、週末にメンバーの町工場などで試作に取り組んできた。

 メンバーの中には文系出身者も多く、プロジェクトの活動内容を紹介するホームページ、活動費を集めるためのグッズなどの製作に取り組んでいる。

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