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コロナ禍の学校生活、きれいな制服で笑顔に さいたまのクリーニング店が無料サービス 

学生服の無料クリーニングを始めた「クリーニングのかわぐちや」社長の梅村宗弘さん=さいたま市中央区(竹之内秀介撮影)
学生服の無料クリーニングを始めた「クリーニングのかわぐちや」社長の梅村宗弘さん=さいたま市中央区(竹之内秀介撮影)

 長期休校、部活動の制限、さまざまな行事の開催自粛…。新型コロナウイルスの感染拡大長期化は子供たちの学校生活にも大きな影響を与えている。せめて、きれいな制服に身を包むことで笑顔を取り戻してほしい-。そんな思いから、さいたま市のクリーニング店が、学生服を無料でクリーニングする期間限定のキャンペーンを始めた。

 学生服無料クリーニングのキャンペーンは、鹿児島県のクリーニング店が発案し全国に広まっている取り組みだ。

 「子供たちは運動会や修学旅行などさまざまな楽しい行事を我慢してくれている。暗い表情で登下校する子も見かける。きれいな服を着て笑顔になってもらいたかった」

 キャンペーンを始めた「クリーニングのかわぐちや」(さいたま市中央区)社長の梅村宗弘さん(59)はこう語る。3月6日まで実施する予定で、毎週金曜と土曜の午前9時~11時半に持ち込んだ学生服(1回につき5点まで)のクリーニング代を無料としている。

 かわぐちやは昭和元年に創業し、梅村さんが3代目だ。従業員数は現在11人で、顧客の家まで出向いて衣類を受け取るサービスを展開するなど、地元密着の姿勢を貫いてきた。

 感染拡大の影響で売り上げは大きく減少し、昨年の緊急事態宣言発令期間中は例年の約半分にまで落ち込んだ。先行きが見通せない苦しい経営状況が続くが、梅村さんは「大変なのはどこも一緒。こんな時期だからこそ、お世話になってきた地元に恩返しする機会だ」と力を込める。

 利用した子供や保護者からは「きれいな制服で登校すると前向きな気持ちになります」といった感謝の言葉が寄せられ、苦境の中で無料キャンペーンに取り組む梅村さんの励みになっている。

(竹之内秀介)

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