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二酸化炭素「固めて」コンクリ 大成、温暖化防止に貢献

 大成建設は16日、大気中の二酸化炭素(CO2)を原料にした炭酸カルシウムを使ってコンクリートを作る技術を開発したと発表した。一部の製造工程でCO2は発生するが、工程全体では排出量がマイナスになり、地球温暖化防止に貢献する。2030(令和12)年ごろまでにダムや橋、ビルなどへの実用化を目指す。

 コンクリートは材料となるセメントの製造工程で大量のCO2を排出するが、大成はセメントの代わりにCO2とカルシウム成分を合成した炭酸カルシウムを開発。これを固め、コンクリート内部にCO2を閉じ込める。

 出来上がった炭酸カルシウムは特殊な設備を必要とせず、既存の工場で水などと合わせてコンクリートに加工できる。

 コスト削減に向け、当面は既存のセメントと組み合わせて使用するが、将来はセメントを一切使わないことを目指す。

 菅義偉(すが・よしひで)首相は昨年10月、50年に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を示した。CO2を素材として再利用する「カーボンリサイクル」などを重点分野と位置付けている。

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