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茶の新品種「さやまあかり」登録 埼玉県、40年がかりで開発

新たに品種登録された茶の新品種「さやまあかり」(埼玉県茶業研究所提供)
新たに品種登録された茶の新品種「さやまあかり」(埼玉県茶業研究所提供)

 埼玉県は15日、県農林部の研究機関「茶業研究所」が約40年かけて開発した茶の新品種「さやまあかり」が農林水産省によって品種登録されたと発表した。登録によって、海外への苗の持ち出しや無断栽培を制限できるようになる。

 県によると、昭和56年に開発に着手し、埼玉県を代表する品種「さやまかおり」と別の品種を掛け合わせて平成29年に完成した。

 新品種は、さやまかおりが持つうまみ、害虫への抵抗性の高さなどを継承した上で、収穫量は1割程度多い。さやまかおりの茶葉は他の品種に比べて黒みが強いことが難点とされてきたが、新品種は鮮やかな緑色に改善され、需要の拡大も期待できるという。

 「さやまあかり」の名称には、日本三大銘茶の一つに数えられる埼玉県の「狭山茶」にちなみ「茶業の未来に明かりを灯(とも)す」との願いを込めた。

 茶業研究所の担当者は「先輩方から引き継いできた品種を世に送り出すことができて感無量だ。登録を機にさやまあかりの魅力を全国に発信し、茶業全体を盛り上げたい」と話した。(竹之内秀介)

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