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10~12月期GDP、実質年率で12・7%増 暦年はマイナス4・8%、リーマン・ショック後以来、11年ぶりのマイナス成長

内閣官房が入る庁舎
内閣官房が入る庁舎

 内閣府が15日発表した令和2年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比3・0%増で、2四半期連続で増加した。このペースが1年続いた場合の年率換算は12・7%増で、比較可能な平成6年4~6月期以降では2番目の大きな伸びだった。一方、2年暦年の実質GDP成長率はマイナス4・8%で、リーマン・ショック後の平成21年のマイナス5・7%以来11年ぶりのマイナス成長となり、新型コロナウイルス感染拡大の影響の大きさが改めて示された。

 10~12月期の項目別では、個人消費が前期比2・2%増で2四半期連続の増加。新型コロナの感染状況が比較的落ち着いていた10~11月にかけて、外食などが堅調で観光業や飲食店への政府の支援事業「Go To」キャンペーンによる押し上げ効果も寄与した。ただ、12月以降は感染再拡大に伴い、多くの地域で外出自粛や飲食店の営業時間短縮要請などが出された影響で個人消費も伸び悩み、押し上げ効果は限定的だった。

 設備投資は同4・5%増で、3四半期ぶりにプラスとなった。半導体製造装置などが好調で、コロナ禍で需要が高まったDX(デジタル・トランスフォーメーション)関連の投資増が貢献した。

 住宅投資は0・1%増で2四半期ぶりに増加した。

 輸出は11・1%増で2四半期連続のプラス。輸入は4・1%増で2四半期ぶりにプラスに転じた。

 景気実感に近い名目GDPは、2年10~12月期が2・5%増、年率換算で10・5%増。2年暦年はマイナス3・9%で、平成23年以来9年ぶりのマイナス成長だった。

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