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宮城・福島の地震 復旧急ぐ中小・ベンチャー

 宮城県や福島県に生産拠点を持つ中小・ベンチャー企業も、昨夜地震発生後、従業員の安否確認や生産設備の点検などに追われた。

 農業ベンチャーGRA(宮城県山元町)は、現地にある農園のビニールハウス内に並ぶ「イチゴベンチ」と呼ばれる栽培用の棚が倒壊した。栽培用の排水管も数カ所で断絶している。「このままではイチゴが腐ってしまう」(岩佐大輝社長)ため、出勤可能な従業員が急遽(きゅうきょ)、出荷作業にあたっている。

 油圧機器製造の今野製作所(東京都足立区)の福島県新地町にある工場では、今のところ生産設備に大きな損傷などはないという。ただ現地では15日には雨の予報が出ており、「壊れた自宅の屋根の応急処置で、出勤できない社員が何人か出そう」(今野浩好社長)という。そのため、15~17日は操業時間を短縮し、取引先には納期の延長などを求める方針だ。 

 機能性繊維の開発製造を手がけるミツフジ(京都府精華町)は、福島県川俣町に工場がある。現地の工場は平成30年秋に完成したばかり。建物に大きな損傷はなく、「壁が少し崩れた程度」(同社)という。建物や生産設備の点検などを行い、明日以降の早い時期での操業再開を目指す。

 特殊ばね開発の小松ばね工業(東京都大田区)の宮城県大河原町にある工場では、工作機械が倒れたり、材料が散乱している。この工場でも片付けと並行しながら操業再開を急ぐ。

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